Article

2019年12月5日

先日、北海道で開催された第33回数値流体力学シンポジウムにて、『粒子法FLOSSに対する妥当性確認試験』というタイトルで発表をしてきました。

日時
2019年11月28日(木)14:30-14:50
場所
北海道大学工学部A棟1-17(E会場)
セッション
OS2-3:離散要素型解法(粒子法、格子ボルツマン法、渦法、MDなど)
講演題
E08-4:粒子法FLOSSに対する妥当性確認試験
著者
吉藤尚生*、大友広幸(*が責任著者および講演者)
資料など
https://fixstars.github.io/cfd_symposium_33/

本講演は、フィックスターズで進めている粒子法に関するプロジェクトの成果の一部です。
以前に『DualSPHysicsで静水圧問題』で大友さんが「第76回オープンCAE勉強会@関東(流体など)」で発表したものの続編になります。

これらについて、概要原稿と発表資料をGitHubで公開しました。
内容についてはこれらの原稿や資料をご参照いただきたいのですが、結論だけ書きますと

  • DualSPHysicsとOpenMpsに対して、中心重力問題と水柱崩壊問題を用いて妥当性確認を実施した
  • 結果、DualSPHysicsでは静水圧問題が解けないことが分かった
  • また、OpenMpsでも問題が見つかり、それらの問題は現在のmasterで修正された

となりました。

シンポジウム自体は27日(水)から29日(金)の3日間開催されており、私は全日参加したのですが、応用分野が理学から工学や医学まで幅広く集まっており、分野横断的な講演が聞けたのが非常に興味深く多くのものを得ることができました。
また、質疑応答や休憩時間、加えて懇親会でもほぼ初対面の方ばかりでしたが、色々と話を聞いたり答えたり議論したりが活発にできました。
格式高い学会ではなく、シンポジウムならではの自由で活気のある雰囲気だったと思います。

また、この時期の北海道ということで寒さは覚悟して行ったのですが、初日の水曜日に、朝は曇りで全然なんともなかったのに1セッション終わって外に出たら雪の世界に変化していたのがとても面白かったです。
シンポジウム終了後の土曜日は飛行機まで時間があったため、石狩川の河口付近を巡検したりして、冬の北海道の厳しさを体感できた旅でした。

数値流体力学シンポジウムは、来年は(慣例では次は関東ですがオリンピックで開催が困難であるという事情により)沖縄開催とのことです。
これからも継続して本研究を進めて成果を出し、次回もぜひ発表したいと思っていますので、今回ご参加された皆様も、ご参加されなかった皆様も、次は沖縄で是非お会いしましょう!

雪の降る前(飛行機着陸直前の風景)
雪が積もった後(午前の1セッション終了後の風景)
石狩川河口の雪とススキしかない遊歩道を巡検している様子
石狩川河口の海岸

Tags

About Author

YOSHIFUJI Naoki

yoshifujiです。計算力学的なプログラムを高速化することが得意です。プログラミング自体はチョットダケワカリマス。 Twitter: https://twitter.com/LWisteria

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Recent Comments

Social Media